投稿者: 道楽猫 - マドレーヌ夫人が猫だったとは! 知人の書評を読んでびっくり。 だから「男子と女子、どっちが難しい言葉を知っているか合戦」の、 男子や女子の白熱するプライドを賭けた勝負の行方には、こちらも熱くなる物があった。 ゲリラ豪雨が襲ったある日、ふらりと家にやってきたアカトラの猫に "マドレーヌ"という名前をつけた小学一年生になったばかりのかのこちゃん。
8マドレーヌ夫人も、地域の猫社会にすぐ馴染みました。
読む前に想像していた通りの、ほっこりストーリーだと思いながら読んでいたら、やられた。
やおらふんけー、いかんせん! かのこちゃんとすずちゃん。
その後すれ違いを経て親友になるが、お父さんの仕事の都合でインドに引っ越す事になる。
もったいないよなぁ。 なぜか外国語(犬語)が理解できるマドレーヌは かのこちゃんちの柴犬・玄三郎と夫婦になって. 1年前にふらりと現れた猫のマドレーヌ夫人。 それにしても、かのこちゃんのお父さんて…。
20その夜、神社のお祭りでかのこちゃんはすずちゃん父子に会い、二人はお祭りを回りながら色々な話をし、お別れの時はお互い泣かずに別れようと約束する。
雷が鳴る豪雨の日に、かのこちゃんちの飼い犬・玄三郎の犬小屋に突然入ってきて、それ以来、2匹はいっしょに住んでいる。
ござる会話をしている二人を見たら、 絶対に近寄って会話に入れてもらってる!! そんなこの作品。
勝手な推測だが、作者は猫を飼っているか、飼っていたことがあるに違いない、それ程、マドレーヌも生き生きと描かれている。
マドレーヌ夫人 アカトラの猫。
土地に絡めた話はないものの、『』の後日譚だと思わせるエピソードがある。
名前の由来はお父さんが久々に鹿に会って娘が生まれる事を話したら、「かのこ」と名付けるよう勧められたから。
投稿者: YO-SHI - 「鴨川ホルモー」や「プリンセス・トヨトミ」で、奇抜な設定で笑わせたり、呆れさせたりしてくれた著者の次なる作品は、ほのぼのとしてちょっと切ないファンタジーだった。
正確には玄三郎の言葉が分かる。 初めは誤解もあって、すれ違っていた二人だが、やがて意気投合し、親友になる。
小さい子らしい突飛な行動と賢しさを備えたかのこちゃんの振る舞いに微笑みつつ、何と言っても、このお話の中心はマドレーヌ夫人。
マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。