速い遅いというよりも、勢いに乗って弾き切るので はなく、流暢でもちゃんと一音ずつ丁寧に発音すると言った方がいいかもしれません。 54ー3の古典派らしい優美な第二楽章もきれいで、途中から様々に展開し、色々な表情を見せてくれて飽きさせません。 (中略) (《皇帝》のニックネームは) 第2楽章変奏曲の主題旋律が「神よ、皇帝フランツを護り給え」という歌詞を付けられて皇帝讃歌として歌われたことに由来するもので、やがてそれがオーストリア国歌となったのは周知のとおりである。
10モーツァルトの弦楽四重奏 ハイドン四重奏曲以降 は終楽章の重要性を増したことや、1stヴァイオリンに重きをおいていたハイドンに比べ四人の奏者がそれぞれ活躍することなどが特徴です。
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【第2楽章が有名】【楽曲を解説】ハイドン:弦楽四重奏曲第77番《皇帝》 聴きやすく、また親しみやすい名曲ハイドン:弦楽四重奏曲第77番《皇帝》の、こんな解説があります。 かつてハイドンの作といわれた『』、『』(「ハイドンのセレナーデ」の名を持つ曲を含む)、『聖アントニウスのコラール』(の『』に用いられた主題で知られる)などはいずれもハイドンの作品ではない。 また、第1楽章の第2主題が鳥のさえずりを思わせることから、「 」というニックネームで知られ、「ロシア四重奏曲」の中でも、最もよく知られている。
17ジュリアード弦楽四重奏団(1962年録音) 僕が音程にうるさいのはほぼ病気です。
第二楽章 メヌエット 第一楽章と似たような協奏になっている。
また、作品3の6曲は現在ではハイドンの作ではないと考えられており、このほかに作品1の5、作品2の3、作品2の5、および『』(7曲)を編曲ものとして除くと、68曲になる。 第四楽章 フィナーレ:アレグロ・モルト 主導的な上声部は持っているが、4つ全ての楽器にとって きわめてヴィルトオーゾ的な楽曲であり、時折民謡的な旋律を取り入れている。 そしてこの四重奏団の素晴らしいところは、大変彫りの深い表情を持っているところです。
33「」6曲(第37-42番)中の3曲目であることから、「 ロシア四重奏曲第3番」とも呼ばれる。
決して走ったりしませんし、表情が固いということではないですが、感情に流されないという意味 ではかっちりしていて安心感があります。
そしてこの2曲は演奏も録音も上記ジュリアード盤2種をしのいでいるから全曲でないのが返す返すも悔しいのです。 例えば、後ろから 前へ行くならば、 作品71は 「第1アポーニー四重奏曲」ですが、その1番(第69番) の第二楽章、3番(第71番)の第二楽章 、それから 作品64は 「ひばり」の入っているセットで「第3トスト四重奏曲」と 呼ばれますが、その2曲目(第64番)の第二楽章、3曲目(65番)の第二楽章、 作品55は 「第2トスト四重奏曲」で、その3番(第62番) 、 作品42は単 独の曲でセットになっていませんが、変則的に第三楽章が 緩徐楽章です。 名曲ですから名演はたくさんあります。
15懐かしい昔のことで、震災前でした。
1989年~2005年にかけて録音されたものです。
エマニュエ ル・ハーウィッツをリーダーとするイギリスの人たちで、歌い方一つをとっても音楽への愛情と深い理解を感じさせ る一流の四重奏団です。 古書店でコーノルト『弦楽四重奏曲の流れ』(1987年,シンフォニア)を入手。 自然な呼吸と勢いがあって、生きいきとしていま す。
11宮廷的なギャラント様式、すなわちホモフォニックで上声部にアクセントがある。
散々迷ったが、6曲をよく御存じの方との意見交換よりもこれを聴いたことのない方にまず聴いてもらうほうが大事だろうという結論に至りました。
5「ひばり」以外にはきちんと聞いたことが無かった。 ニコラウス2世は古い形式の宗教曲を好んでいた。 マン以外は全部メンバーが変わっています。
9優雅というには、少し離れた不器用な響きの中に、ハイドン:弦楽四重奏曲第77番《皇帝》の確かな構築性がわかってくる名盤。
第2楽章 ポコ・アダージョ・カンタービレ(少しゆるやかに、歌うように) シンプルな変奏曲です。
編成 [ ]• アーノンクールに指導を受けた専門の団体だけあって、弓の途 中で強くクレッシェンドする メッサ・ディ・ヴォーチェの 息遣いが聞かれます。
2食わず嫌いはもったいないのです。
もちろんそこはハイドンのこと、深刻過ぎず穏やかで心地良いのですが、宗教曲好 きの人にはこの波長は逃せないのではないでしょうか。
リリースのたびに堅実な評価を積み重ねてきたこのハイドン・シリーズ。 作品64以来、久しぶりに6曲まとめて作曲していることが示唆するように、試しておきたいアイデアが、当時の彼の中にはおそらく、いろいろとあったのだろう。 また、今回紹介できなかった作曲家のうちにも幾人か重要な作曲家がいます。
161770年代後半になるとより簡明な作風に変化した。
これらは 弦楽四重奏の歴史における代表的な名作であると同時に モーツァルトの全作品中でも屈指の名曲であり、何を聴くの?これでしょ!という存在。