有紀のNoはノボルにとっては誤算以外の何物でもなかっただろう。 人ってわからないわあ。 ヒントになったのは以前、友人から聞いた話。
え?ツバサくんは?あんなに執着してたはずなのに取り戻さなくていいの? って思うけど、きっとこれが現実。
怖い怖い、怖い怖い現実です。
小説だと湊かなえさんの『告白』や『少女』(いずれも双葉社)。
「ママ友=こわい」というイメージを読者に刷り込んでしまい、申し訳なかったなと反省したんです。
そんな時、春ちゃんは出かけた先で偶然有紀ちゃんに会う。
でも、赤の他人だった有紀にはそんなこと関係ない。
ちーなーみーに、 「ママ友とは関わらないに越したことはない」が結論の私ですが、 PTA活動はまた違う意味で本当に辛いこともありました…。 そっちの方が楽だし、正しいことを言っているように聞こえるから。 何の苦行?って思いました。
15ママに甘えたい、一緒にいたい、ママをいじめないでほしい。
みなさん恐れているのは、危機意識の低いママ友連中にコロナをうつされるリスク。
そこにあるのは通常軽薄に、またはドロドロしたものとして"消費"されがちな「ママ 友 である女性達」を、人として"重み"の伴った存在に描ける描写力でしょう。
そんなときでも、なぜか『クレヨンしんちゃん』(双葉社)は楽しく読めた記憶があるんですよね。
保育園のママたちの間ではその話題で持ち切り。
『レタスクラブ』連載に描き下ろしを加えて書籍化。
PTAの役員になってしまうと単独行動なんてできませんものね…。 すぅちゃん(友ちゃんの娘)の靴がなくなった。 馬鹿の極み。
【「TRC MARC」の商品解説】 彼女たちの悩み苦しみ、不安や怒りや閉塞感は、「コミックだから」というチェイサー抜きで、読む者の心にしみ込んでくる。
自分の息子が、自分と同じ良い子を演じていることを、ノボルは気付いているのだろうか。