とはいえ、普段は右ルート2車線、左ルート2車線の下り線が右ルートのみになるのですから、渋滞するのも無理はないかもしれません。 この迂回が功を奏したといえるかはわかりませんが、大井松田ICから入った後、珍しい光景を見られました。 果たして、東名川崎IC手前の東京料金所を過ぎるとすぐ、ノロノロ渋滞が始まりました。
15普段はそれほどではありませんが、左ルート閉鎖で交通量が増えたため、上り坂でカーブが多い線形が災いして速度低下による渋滞が発生するようになっています。
東京側の下り線の渋滞ポイントは、上り線側と同じく、横浜町田IC~海老名JCT間にある大和トンネルであることが知られています。
渋滞が予想されるとして、NEXCO中日本はテレビCMをはじめとした工事広報、なかでも迂回の呼び掛けを行っています。
横浜青葉ICから横浜町田ICまでは幹線道路の国道246号が並行しているので、さほどの時間ロスにはならない、と思いましたが、こちらも渋滞していました。
右ルートのSA・PA案内に、本来は左ルートにしかない鮎沢PAの情報が追加されている(ドラレコ画像)。 既存の側壁を撤去したら、トンネルを再び覆い完成となる。 東名高速下り線のリニューアル工事で、大井松田~御殿場間の「左ルート」が長期閉鎖されています。
20しかし、最近は少し変化しているようで、途中の横浜青葉ICまでの区間において、とりわけ渋滞が激しくなっていました。
秦野中井ICの手前からビッシリのようで、海老名JCT付近の情報板には「御殿場JCTまで110分以上」の文字が。
これらは中央道の渋滞ポイント、小仏トンネル(東京都・神奈川県境)などで見られる対策ですが、今回の工事のために都夫良野トンネル向けに用意されていました。 なお、都夫良野トンネルから先は順調に流れました。 通常はワイヤーの滑りを良くし、摩耗を防ぐため、刃に水をかけながら切断していくが、汚れた水が走行車両にかかるのを防ぐため、水を使わず、切断と同時に吸引機で粉塵を回収。
3なぜなら小田原東ICは、国道255号をまっすぐ北上すれば、東名の大井松田ICにつながるからです。
とはいえ、普段は右ルート2車線、左ルート2車線の下り線が右ルートのみになるのですから、渋滞するのも無理はないかもしれません。
NEXCO中日本は東名 東京IC~大井松田IC・小田厚で集中工事を実施する NEXCO中日本(中日本高速道路)東京支社は、11月9日0時~28日6時の期間、東名高速道路(E1) 東京IC(インターチェンジ)~大井松田ICと小田原厚木道路(E85)で集中工事を実施する。 一方で、トンネル上部を工事車両や資材置き場などに有効活用するなどの工夫をしながら工事は進められた。
5前出の通り、NEXCO中日本は今回の左ルート閉鎖にあたり、小田原厚木道路~箱根新道や、中央道~東富士五湖道路などへの迂回を呼び掛けていますが、今回は小田原市内や中央道の下り線も激しい渋滞が発生していました。
また、10分から20分間の休憩を2回取りました。
東京~新富士、4時間かかった… 2020年9月から12月にかけ、東名高速のリニューアル工事が行われており、12月18日(金)まで、大井松田IC~御殿場JCT間の下り線で「左ルート」が全面閉鎖されるなど、大規模な交通規制が発生しています。 。
ただし、この先でもう1か所、大きな渋滞が待ち構えています。
崩落を防ぐための山留めを設置した後、新たな車線の車道、壁、トンネルの天井を構築。
トンネルの拡幅は昨年12月の時点ですでに終了。 拡幅工事中の大和トンネル(2017年筆者撮影) 間もなく楽しい夏休み。
19とはいえ、東名下りの都夫良野トンネルや、大井松田IC付近は夜になっても渋滞していたので、時間帯によっては、こうした広域な迂回が効果を発揮しそうです。
そこを通り過ぎるときに、「あー、この交差点がネックだったんだ」と得心することがよくある。
側壁の解体・撤去は、ワイヤーソーを使い、切断していく。
ただし、途中で一般道へ出たり、別ルートに行ったりと迂回をしています。
横浜青葉で渋滞増、横浜町田はやや緩和? これは、2020年3月に首都高K7横浜北西線が横浜青葉ICへ接続した影響が考えられます。
NEXCO中日本は工事期間中、ウェブサイトでリアルタイムの所要時間情報などを提供しています。
工事区間の拡幅は、大和トンネルの他、名古屋側の区間は山を切り開き 切土部)、東京側の区間は一般道を跨ぐ高架橋(橋梁部)や土を盛って造成された(盛土部)があり、それぞれの構造にあった4つの工法が採用されている。
トンネルから名古屋側は、山を切り開いて作られている(切土部)ため、外側の斜面を掘削、斜面を補強しながら、壁面パネルを設置していく。