鳴門 秘 帖。 鳴門秘帖(1957)|MOVIE WALKER PRESS

吉川英治 鳴門秘帖 剣山の巻

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世阿弥は10年前、四国屋の船を使って阿波に渡っており、江戸に残してきた娘・お綱のことをお久良に語っていた。 エ、お千絵殿」 「……頼みじゃ、 後生 ( ごしょう )じゃ、どうぞ、私をここで帰して下さいませ」 「勝手なことをいうもんじゃない。

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やっぱ悪役はつらいよな ~ 吉川英治 「鳴門秘帖」

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周馬もまた、松平左京之介(加納竜)に雇われた公儀隠密だった。 「ふウム……」と聞いていたが、かれも専門家の成瀬銀左衛門がいった説というのでは、頭から否定もしきれないで、 「そういわれてみると、ほうってもおけぬな」 と、同じ疑念にとらわれてしまった。 周馬の 眉間 ( みけん )にムッとした色が燃える。

【ネタバレ感想】鳴門秘帖最終回|それぞれの旅の果て

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弦之丞のことを「若様」と呼ぶ。 磯の香の高い 海辺町 ( うみべまち )にはいった晩、かれの姿は、すぐと、 海部 ( かいふ )代官所の中へ消えていた。

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初めは直接に三位卿のところへ持ち込んで、城内で 羽振 ( はぶり )のきく若公卿に取り入ろうと 胸算 ( むなざん )をとったが、それもあまり支配者を出しぬく形になるので、とにかく 蒼惶 ( そうこう )として起き抜けに代官屋敷へやってきたわけ。 『NHK金曜ドラマ』鳴門秘帖 下、吉川英治 原作、石山透 脚本、重金碩之 構成、日本放送出版協会、1977年12月。

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『鳴門秘帖』平凡社〈大衆文学名作選 第1巻〉、1935年。 唯一の守り刀は、腕をつかみ取られた途端に、道のむこうへ捨てられていた。 伝奇小説黎明期の傑作と言われています。

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やっぱ悪役はつらいよな ~ 吉川英治 「鳴門秘帖」

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「……とネ、宵の 五刻 ( いつつ )ごろ、トントンと表をたたく人があるんだ。

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右手の甲に、千絵と同じ三日月型の痣がある。 「は、最前の方でござります」 「最前の?」と、 解 ( げ )せぬように反問していると、そこへまた用人のひとりが奥から出てきて、 「どうも見当たりませぬ」 と、左京之介には覚えのないことを復命した。

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鳴門秘帖 (2018年のテレビドラマ)

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江戸と聞けば、お千絵様もおなつかしゅうございましょう」 と、顔をさし 覗 ( のぞ )いた。

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鳴門秘帖

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「なにが、見当たらぬのじゃ」 「はい、只今お帰りになった、江戸表のお役人ふたりが、振分を持ってお帰りでございましたが、その下へ、取り急いで四ツに折った紙片を忘れて行ったと、また戻ってみえたのでござります」 「ふム? ……しかし紙片とは何なのか。