意識にのぼることのない情報が行動や知覚に影響を与える実験例はこれ以外にも無数に上げられており、普通に日々の生活を送っている時にふっと「あれはもしかして」とアイディアが湧いてくることがあるように、無意識下で進行していることを私たちは過小評価しているのだ。 入手できないこともございます。 本書の構成は意識の定義、無意識及び意識の働きの実証的考察、意識に関する理論的仮説の提起、臨床現場への応用事例と段階を踏んで、かつ自身らの物を含む意識分野での魅力的な実験結果の数々と共におっていく。
17たとえば、視覚的にに認識される状態と見えない時間フラッシュさせた場合とで脳の状態を対比することで、意識のしるしが目に見えるようになる。
むしろ人類への愛情に溢れ、ロマンティックなほどだ。
身体の動きの哲学を舞踏にするダンサー• わくわくするようなエピソード満載でわかりやすく語られる脳科学の最先端、待望の翻訳! 【本書が挑む脳科学最前線の脅威の事例】 ・脳幹に傷を負い植物状態に見えるロックトイン症候群患者 映画「潜水服は蝶の夢を見るか」の主人公。 きっとそれは、私より能力が高く、文脈もしっかり 聞き取って、言葉を返すのでしょう。
8何人かは、胸のあたりに「心」の存在を信じるかもしれません。
・・・精神的なもの(思惟実体)と物理的なもの(延長実体)の間には埋めがたい溝がある、という考え方が二元論の肝である」 本書でいう「意識」は、大まかに言えば「意識と無意識」という場合の「意識」であり、また、「意識を失う」とか「意識を取り戻した」とかいう場合の「意識」である。
本書では哲学的な謎を、実験によって検証可能な現象へと変えた戦略を詳しく解説する。 そして他を認めない均質な世界では意識は存在しないとすると、 他を認めないような世界は意識を持たない貧相な世界なのだ。
美意識、政治意識、帰属意識、意識高い系、 そして医学的な分野での意識、などなど。
人間は生きている間でも心を持っていないのだから、死んでも心がどうなるものでもないのは必然です。
」 この チャーマーズの理論を音声で聴くことができる Youtubeがありました。 p40 あらゆる質問にふさわしい答えができるブラックボックスが、 必ず理解する主体を宿しているとは限らないのだ。
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新品のパソコンのハードディスクは、記憶が全くありません。
これらの異なる状況下における脳波は、まさにトノーニの理論が予言した通りの動きを見せた。 ここに意識が人の人生、人をその人たらしめるすべてが入っているのだ。
1それからさらに100年以上が過ぎた20世紀の終盤になっても、意識と脳の問題にエネルギーを注ぐことは研究者として異端扱いを受ける状況が続く。
このあたりは、非常に具体的な「意識と呼ばれる事象が起こっている時、脳内で何が起こっているのか」の素描だ。
「意識や心と脳との関係」について書かれた書籍はいくつか読んだが、本書もその一つである。 あくまでもど素人の感想ですが、 今の時点では、神経科学というものも、最終的には量子物理学に 還元されていくのではないかという思いがします。
18だが、そこで著者は立ち止まることなく、新しい理論と測定方法によって、この「意識」の世界に立ち向かっていく。
哲学者のデイヴィッド・チャルマーズによって1994年に提唱され、それまで神経科学的な分析によって意識に関する謎はすべて解けたと考えていた研究者たちに大きな衝撃を与えた。